幸楽の近所に250円ラーメンの店がオープンすることで大騒ぎしたことがありましたが、その後、その店がどうなったか気になるところです。
景気が良くない中での激安ラーメンですので、幸楽に来ていた客が流れていくことが考えられます。
そうなると幸楽の売上は減りますので、店が大ピンチになりますね!
そこでキミが「出前を始めよう!」と言い出します。
外に食べに来られないお客さんを取り込むことによって、売上の減少をカバーするということですね。
結局、それが解決策となり、それ以来、250円ラーメンの店が話題にならなくなりました。
この250円ラーメンの店が出来ることによって、幸楽は一致団結します。
それまでキミが勇夫婦と対立して、キミが機嫌を損ねて店に出ていなかったのですが、250円ラーメンの店が仲直りのきっかけになったのでした。
その後に五月は、「250円ラーメンのお店、様様ね!」と言っています。
では、その時の経緯について振り返ってみます!
250円ラーメン店の騒動について
格安ラーメン店の騒動がおさまるまでの経緯はどうだったのでしょう?キミが怒って旅行に出かけるところから始まります。
キミが店を放り出して旅行に!
岡倉家三女の文子は旅行代理店の仕事の関係で南米を回ることにしましたが、その間、家には息子の望が1人になってしまいます。
そこで文子は望を岡倉の実家に預けることにしました。
しかし、望は岡倉では好きなギターを弾けないこともあり、また眞や隆と一緒に3人で望のマンションで共同生活をすることになります。
これにキミや聖子が猛反対します。
そこで勇が眞に家に戻るように説得するため、閉店後に望のマンションに向かいますが、勇はそこで子供達と歌を歌って盛り上がってしまい、酒まで飲んで酔いつぶれてしまいました。
結局、勇は朝帰りとなり、眞を連れ戻すことはできませんでした。
勇も五月も眞を家に連れ戻す気がないことを知るとキミは怒り、店を放り出して旅行に出かけてしまいました。
キミがいない間に!
キミは友人と一週間、のんびり旅行に出かけていましたが、その間は店が人手不足になり、眞を呼び戻さなければならなくなりました。
また、桐野サチがパソコンを使ってレジの仕事をこなしたり、みんなでキミを穴を埋めようと奮闘します。
そんな中で野々下加津の父親の長太が幸楽にレジスターをプレゼントします。
これでレジの仕事が楽になると思って良かれと思っていたのですが、キミが旅行から帰ってくると、これに大激怒します。
これまで店の売上や会計はキミが担当していましたので、自分がレジから追い出されると思ったのです。
キミに楽してもらうために導入したレジスターが、逆に反感を買ってしまいました。
旅行から帰ったキミは店に顔を出さなくなりましたが、友人がキミを訪ねて、近所の呉服屋が閉店して、その後に250円ラーメンのチェーン店が入るという話をします。
するとキミが急にやる気を起こします!
キミが出前を提案!
250円ラーメン店の話を聞いたキミは店に顔を出し、「あんたたち、250円ラーメンの対抗策は考えているの?」と聞きます。
すると勇が、「幸楽の600円のラーメンの味をわかってくれる人だけに来てもらえばいい」と言ったところ、キミはまだまだ若い者に店を任せておけないと思い、「出前を始めよう」と言い出します。
幸楽では、以前は店よりも出前の売上のほうが多かった時期もあり、出前によって、外にご飯を食べに来られない客層を取り込んで売上の減少を抑えようというアイデアなのでした。
加津は幸楽の役に立つために出前のチラシを作るなど、準備を整えていましたが、出前をするスタッフがいないという問題がありました。
そんな時、幸楽でやっている弁当がうまくいってないので、従業員の1人であるコウちゃん(浩次)が弁当を辞めるため挨拶に来ました。
コウちゃんは次の仕事が決まっていないことを知ったキミは、コウちゃんに出前をやってくれるように頼むと、それを引き受けます。
これによって幸楽は、出前によって大きく売上を伸ばし、250円ラーメンのチェーン店の問題は無事に解決しました。
それ以来、この話題は出てきません。
250円ラーメン店のその後について
近所に激安のラーメン店が出来ると、最初は興味を持って食べに行く人が多いと思います。
しかし、250円のラーメンは、その値段に見合ったラーメンでしかありません。
安いのは良いことですが、美味しさでは勝てませんので、幸楽の600円のラーメンが懐かしくなり、客層が戻っていくのでしょう。
城代の父の忠信が幸楽へ手伝いに来ていた時、女性客2人が、「幸楽に食べに来てよかった」と言っていましたね。
「250円ラーメン店は混雑していて、ゆっくりできず、食べた気がしない」「幸楽には、いい男が入ってるし」ということも言ってました。
250円ラーメンは最初は物珍しさで繁盛しますが、その後は客が減少して、幸楽に影響を与えることもなかったのでしょう!
まとめ
250円ラーメン店の問題は、キミの提案で出前を始めたことによって解決しました。
それはキミと勇夫婦のこじれた仲を修復する役目にもなっています。
また、出前によって幸楽の売上は以前より伸びていますので、プラスの効果をもたらしました。
「亀の甲より年の功」とういうことですね。
大きな困難があっても、それを乗り越えることによって良くなるという意味では、「雨降って地固まる」とも言えるでしょうか。
250円ラーメン店は最初は客が押し寄せて幸楽の客は減りますが、それは一時的なものであったということだと思います。
その後は影響を与えることもなかったということですね!