岡倉大吉は、なぜそんなに料理の腕がいいのか疑問です。
サラリーマンをやっていて、行きつけの飲み屋の「おたふく」で、きんぴらごぼうの作り方を教えてもらったことがきっかけで、料理をやるようになりました。
それまでは「趣味は何もない」と言っていたので、ほとんど料理をしたこともなかったのでしょう。
会社を退職して「おたふく」で料理の修業を始め、その後、おたふくがなくなり、調理師の免許を取って自分の店を持つことになります。
若い頃から料理をやっていたというわけでもなく、かなり高齢で料理を始めたのに、その味が認められ、多くの常連客を持つ人気店になります。
料理の世界は厳しいはずなのに、そんなに簡単に一流の料理人になれるとは思えません。
また、店では文ちゃん(小平文平)、勉ちゃん(宮部勉)、壮太(森山壮太)などが岡倉大吉の元で修業します。
特に勉ちゃんは、実家が京都の料亭であるにもかかわらず、わざわざ東京の岡倉まで料理の修行に来ていました。
東京と京都では味付けなども異なりますし、将来、京都の料亭を継ぐ息子が修行に来るほど、大吉は凄い料理人だったのでしょうか?
大吉に料理を教えた、おたふくの女将さんがただ物ではなかったのか?
いずれにしても、普通では考えられないと思います。