第8シリーズで、幸楽の主人である小島勇は人間ドックを受けて、医師から糖尿病と診断されます。
それも命に関わるほどの重症だと言われました。
診断後、勇は人間ドックの結果など気にせずに、好きなものを好きなだけ食べると強がり、食事を含めた今までの生活習慣を変えるつもりはありませんでした。
みんなで一緒の夜食も、同じものを食べると言い張ります。
しかし、田口誠や愛が勇の体を心配して、必死に生活習慣の改善を訴えたところ、勇も考え方が変わり、夜は誠と2人でウォーキングに出かけて、食事も田口の会社で作っている糖尿病食を食べるようになりました。
もちろん、ビールの量も制限して飲んでいました。
それを見ていた妻の五月は勇が気の毒になり、夜食を食べずに一緒に糖尿病食に付き合うようになります。
ところが、勇はふとしたきっかけで糖尿病食をやめ、それに対して誠や愛は何も言わなくなってしまいました。
また、夜のウォーキングはしばらく続けていましたが、いつの間にかやめて、夜はおやじバンドの練習時間になっていました。
勇は糖尿病が改善されたわけではありませんので、食事や運動による療法を継続しなければなりません。
そうしないと、糖尿病はどんどん悪化してしまいます。
しかも、愛が医師から聞いた話では、命に関わるかなりの重症とのことでした。糖尿病療法をやめて、誠や愛が何も言わないのは不自然です。
また、勇は、その後も糖尿病のことなど全く気にする様子もなく、好きなように酒を飲んだり、食事をして、一切制限などしていません。
制限しなければ、糖尿病がどんどん悪化して合併症なども引き起こして具合が悪くなることもあるでしょう。
かなりの重症だった糖尿病が、いつの間にかどこかに消えてしまった感じです。