城代正則は、幸楽の長女である小島愛の恋人として、渡鬼の第5~7シリーズに出演したイケメンの好青年です。
その城代正則の父親である城代忠信は、実家がラーメン屋だったと言っていますが、これが本当であるかどうか大きな疑問を抱いています。
正則と愛は、愛がコンパニオンのアルバイトをしていた時に知り合いました。
しかし、愛がコンパニオンのアルバイトをやめて会えなくなったので、正則は愛に会うために突然幸楽へ訪れます。
すると愛の父親の小島勇が怒り出し、2人の交際に猛反対します。
勇が反対しているにもかかわらず、愛は堂々と正則と交際を続け、ある日のデートの帰りに正則が愛を庇って交通事故に遭い、入院することになりました。
正則が入院している時に愛は勇の反対を押し切り、家を出て看病をします。
そして、退院したら正則とはきっぱり別れるつもりでいました。
一方、その頃、正則の父親である忠信が幸楽を訪れ、「実家がラーメン屋だったので、私の作ったラーメンをぜひ食べて欲しい」と言います。
勇は相手にしませんでしたが、忠信は調理場に入り、ラーメンを作り始めます。
やがてラーメンが完成し、勇をはじめ、幸楽の人達が一斉に忠信のラーメンを食べると、これが絶品!
勇はその味に感動し、忠信とすっかり打ち解けて、その日は二人で飲み明かしました。
その数日後、正則が退院し、看病の役目を終えた愛は幸楽へ帰り、二度と正則と会わないと心に決めます。
しかし、勇の態度が一変!正則との交際を反対するどころか、逆に応援するようになっていました。
そのため正則と愛は別れずに済みます。
夏休みに入り、正則は愛や仲間たちとクルージングに行くことになりますが、愛は幸楽を手伝っていましたので、居なくなると店に人手がなくなり困ってしまいます。
そこで忠信が、愛が正則たちとクルージングに行っている間に店を手伝うと言い出し、調理場に入ってラーメン、チャーハン、定食など、見事に幸楽の料理を作りました。
忠信は、「小さいころから厨房に入ってラーメン作り手伝っていたので、体が覚えていた」と言います。
そう考えると、本当にラーメン屋だったような気がしますが、疑わしい事実があります。
愛は忠信とも交流がありますが、実家がラーメン屋だったことを1度も聞かされてなかったと言っています。
普通は愛がラーメン屋の娘だとわかると、「実はうちもラーメン屋だったんだ」と言って話が盛り上ががりますが、それを黙っていたのは不自然です。
ラーメンなどを作れるのは、学生時代に中華料理店でアルバイトをした経験があれば問題なさそうですし、誤魔化すことは出来るでしょう。
正則と愛が交際できるように忠信が一芝居打ったのかもしれませんね!