城代正則は小島愛の恋人として渡鬼に登場しましたが、第7シリーズで愛を振って以来、2度と登場しませんでした。
最終的に城代は愛を振って別の女性と結婚を決めましたので、二股をかけていた疑いがあります。
誠実で真面目そうな青年ですが、イケメンでしたので、女性のほうから寄ってくることもあったでしょう。
やはり二股をかけていたのでしょうか?
しかし、城代の言動を見ていると二股をかけるタイプとは思えませんし、愛にプロポーズしたり、一緒にやりたい仕事を探してあげるなど、愛にゾッコンだったはずです。
また城代は、「愛が結婚する気になってくれるまで待つ」とも言っていました。
それにもかかわらず、最後に愛を振るという思わぬ展開となったのです。
振られた時の状況は、男性であれば多くの方が納得出来るものだったと思います。
愛は一流の銀行に就職しますが、職場が合わなくて退職し、独立してホームページ制作の会社を立ち上げます。
そして仕事に情熱を燃やすあまり、愛は城代とのデートの約束を仕事を口実に何度も破りました。
城代から見れば、自分よりも仕事が大事だと思っている女性ということで、徐々に気持ちが冷めていったことでしょう。
その後、愛は事業に失敗して会社を潰してしまいます。
愛は精神的に辛くなり、心の拠り所で何度も甘えてきた城代に縋りたくなるのでした。
また、以前から城代にプロポーズされていたこともあり、やりたいことも見つからなかったので、愛は城代と結婚する決意を固めます。
ところが、そんな状況の中、城代が幸楽を訪れ、突然、他の女性と結婚を決めたことを伝えます。
城代からのプロポーズを受けようと思っていた矢先の出来事であったため、愛や両親の勇や五月もショックを受けます。
その際に城代は、「本当は愛と結婚したかったけれど、愛は自立して仕事をやっていく逞しさがある女性であり、自分がついていなくても大丈夫。それに対して自分が結婚する女性は専業主婦しか出来なくて、自分がついていないとダメだから、その人と結婚を決めた」という意味の言葉を残しています。
また、「父も正則が早く結婚することを望んでいたので、父も安心した」ことも話していました。
仕事とはいえ、デートの約束を何度もすっぽかされると嫌になるものです。自分がそれだけ軽く見られていると思ってしまうからです。
そのため城代が愛から気持ちが離れていくのは、当然のことかもしれません。とは言え、いきなり別の女性と結婚が決まるのはタイミングが悪いですね。
二股をかけていたかどうかの真相はわかりませんが、もともと城代は愛と結婚するつもりであり、結婚を決めた女性とは友達程度の関係だったと思われます。
なぜなら、はっきりプロポーズしていたからです。
ところが、愛は仕事に夢中になり、城代とのデートを何度もすっぽかしたので、愛想をつかしてしまったのだと思います。
そのため他の女性に気移りしたのでしょう。
また、これまで愛は城代に対して酷い事を言ったり、冷たい態度を取ることもありました。
城代は素直で優しくて、あまり怒らない好青年ですが、神様ではなく人間です。本当は愛に対して不平不満もたくさんあって、それで最後に振るという形になったのかもしれません。